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[開催レポート]Local Action Program-DAY4-「企画を作るうえで大切にしたいこと」

こんにちは!
Local Action Program運営事務局です。

9月1日(水)に行われたDAY4への学生23名、パートナー企業の方々や霧島市役所の方々が、DAY3と同様チームごとに各拠点に対面にて集合しました。

今回は、DAY4の様子をご紹介いたします!

Local Action Programとは?

「霧島と共に挑戦する」「まちにダイブ」が合言葉。霧島市を舞台に、学生・企業・地域が垣根を超えて、地域課題を向き合いながらソーシャルビジネスを創出する3ヶ月間の実践型プログラム。

仲間と共に地域に飛び出し、学びと実践を繰り返しながら、参加者一人一人の「自分らしい働き方」を探求していきます。

グランドルールは、DAY3と同じ。DAY1,DAY2,DAY3を通して、だいぶチーム間で発言したいことを発言できている雰囲気になってきている思います。実践期間はまだまだこれからなので、今日はもっともっと意見交換を活発化させ、企画を前に進めていってほしいなと思います。

一拠点からエリアへと、共感の輪を拡げていく

DAY3までは、比較的企画を論理的に捉える話が多かったのですが、今回は少し意識をかえて、どんな風に周りの人を企画に巻き込んでいくかっていうところを注目していきます。
講師は一般社団法人横川kitoの白水梨恵さんをお招きし、お話を聞きました。

「元々、横川と関わりがなかった、よそ者の私が、どうしてたくさんの仲間に囲まれながら、この町で起業ができて、今も仲間が増えているのか。増やしながら、事業を進めていくことができているのか、ということについてお話します。」

白水さんが活動する中で、意識していることは4つ。

「『優先順位を常に大事にする』。人にお願いできることは、全部自分でやらなくてもいいと思ってます。やりたいけど、できていないことは、協力してくれる人が周りにいるので、そういう人に任せていっています。そんな感じで一個手放しながら、人に任せながら、一緒に仲間になってもらうっていうのを意識してやっています。4つの中で特に大事かなって思っているのは、3番目の『自分にできることを相手にも分かる形で』、返すことです。なにかやってもらって、もちろん感謝の言葉は伝えます。だけど、言葉だけではなくて、必ず、感謝の気持ちをしっかりと行動で返すということを心がけています。」

白水さんのこれまでやってきたことをまとめると、、、

「まずは、エリア内に仲間を増やす。次に、その仲間たちが、自分はこれが得意だ、好きだなってことを生かせるような環境を作る。そうすると、それぞれが得意技を活かしながら、このまちのいいところを磨きあげて、エリア全体の価値を上げていきます。
いろんな人がこのまちで、いろんなことをやっているので、まち全体が動いている感がでてきて、それに注目が集まって、さらに人が増えていきます。人が増えれば、それだけお金が増えるので、お店としてもまち全体としても利益に繋がります。このようなことを意識しながら、私は、横川kitoの運営や横川のまちづくりをしています。」

まちの人や周りの人を巻き込みながら、企画を進めていく。
ソーシャルビジネスを考えていく上で、とても大事なことを学びました。

さぁ、新しいまちをつくろう

ここでは、改めて地域に飛び込むわくわくを感じてほしいということで、株式会社Obama villageの有村健弘さんにお話をお聞きしました。

「企画を作るうえで大事なのは、実は、自分が楽しめるものが1番です。
これは僕がやりたかったイベントの打ち上げの様子です。イベント自体も自分のやりたい内容をすることができ、打ち上げも面白い大人たちに囲まれ、凄い楽しかったのを覚えています。こういう自分が楽しい・ワクワクするようなプロジェクトを周りの面白い大人たちと一緒にやっていきたいです。プロジェクトのペルソナは東京にいる頃の僕です。その頃の自分が霧島に帰ってきたい、輪に入りたくなるような場所を作っていきたいと思っています。そんな思いでObama villageやってます。」

「みなさんの作りたい未来ってなんですか。
ぜひそれを考えてみてほしい。すぐに実現できないものでも大丈夫です。未来は、答えもないので好きに作れます。
みなさんの好きなことはなんですか?
自分の場合は、バーベキューが好きです。料理が上手とかではなく、食べるのが好きだからです。バーベキューが好きで、ブログやSNSで発信していました。どうなったかというと、色々なところから依頼がくるようになりました。」

こんな感じでいろいろな場所でバーベキューの講演をしている有村さんですが、本業とは全く関係ありません。住宅屋さんです。
ただ、バーベキューが好きで、好きなことであれば長く続けていける、と有村さんは言います。

「ぜひみなさんプロジェクトを作るうえで、参考にしてみてください。
なんでもいいので好きなことを見つけてください。」

最後は写真撮影で終了

あっという間に、DAY4も終わり、残すは11月7日のDAY5のみ!
5チーム、それぞれどんな企画を生み出してくるのか、ワクワクが止まりません。

参加者の声をご紹介

・昨日まで組み立てていた自分たちの想いを土台にあっという間に企画を話し合うことができて面白かったです。
・チーム内での具体的なテーマが決まった。
・自分自身と向き合うきっかけになった。
・DAY2,3でしっかりと根元を詰めていたので最後ぎりぎりで一気に話が進んだ
・お互いが本当にしたいこととか今までを振り返って、自分達が中途半端に進めてしまっていたことに気づいた
・自分たちが楽しまなきゃ意味がないということを改めて再認識することができた。
・有村さんのなんでもとりあえずやってみよう精神を真似たいと思った。
・自分が好きなことだったら何かを始められる気がしました。

お問い合わせ先
ご質問などは下記へお問い合わせください。

Local Action Program運営事務局
(合同会社hataori内)
担当:たかはし くうが
TEL :080-4282-6681
Mail  :  info@hataori.co.jp
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主催:霧島市
企画・運営:合同会社hataori
協力:株式会社KISYABREE
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※このLocal Action Programは、令和3年度市町村振興宝くじ助成事業により開催するものです。
(合同会社hataori)