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#わたしはわたし@SATUMASENDAI CITY 開催レポート 

皆さんこんにちは!
#わたしはわたし 運営事務局です!

10月17日に3rd Coworking 川内店にて、ジェンダー平等の未来を描く、かごしま若者会議『#わたしはわたし』の第2回を開催しました!
第2回の参加人数は31人。前回に比べて、社会人の方に多くご参加頂きました。

今回もオフラインでの開催。感染防止対策を徹底しつつ、第1回のときとはまた違った雰囲気でパネルディスカッションやワークショップを行うことができました!

今回はそんな第2回の様子をご紹介します!

#わたしはわたし とは?
全3回のワークショップはパネルディスカッションとグループワークの2部構成です。パネルディスカッションでは様々な方が登壇し、それぞれの立場から提供される話題をもとにジェンダー平等に関する意見交換を行います。グループワークでは参加者の皆さんが意見を出し、その意見をキーワードにジェンダー平等を推進するシンボルを制作します。12月にはシンボルの発表会を行います。

#わたしはわたし 第2回スタート!

会場に続々と集まる参加者の皆さん。時間になるまで談笑したり、第1回の参加者が書いたガーランドを見たり、皆さん思い思いに過ごされていました!

オープニングは第1回と同じく、1日の流れの説明、皆さんへのお願い、#わたしはわたし の共有からスタート。皆さんのわくわくと、少しの緊張がこちらまで伝わってきました!

同じグループになったメンバーとの自己紹介!

チェックインでは同じグループになったメンバーと自己紹介タイム。呼んでほしい名前や、この場に期待することなどを共有しました。

自己紹介タイムの段階からすごく盛り上がっているグループもあり、皆さんの積極的なコミュニケーションと明るさに驚きました!
お互いを知り、そこから話の輪が広がっていくのはいいなぁと改めて感じました^^

話題提供者のパネルディスカッション

オープニングのあとはコーディネーターの門田晶子さんと話題提供者のパネルディスカッション。株式会社南九州ファミリーマート代表取締役社長の飯塚隆さん、TenーLab理事長兼すみとカフェオーナーの伊達あすみさんのお話を聞いた後、参加者も交えたクロストークを行いました。

飯塚隆さん
1960年生まれ。出身は東京で、2019年6月に株式会社南九州ファミリーマートの代表取締役社長に就任。
モットーは「以和為貴、一意専心(みんなで話し合ったことを実行していく、一度決めたことはやり通す)」

飯塚さんは、自身が経営する会社におけるジェンダー平等についての取り組みについて話してくださいました。

飯塚さんが社長に就任したとき、会社には多くの課題があったそうです。
具体的には、
・昇級、昇格の基準が不明瞭
・同時期入社で女性社員の昇格が男性に比べて2年以上遅い
・残業している、残業できる社員への高い評価
・有給休暇の取りづらい環境
・固定的な性別役割分担意識の強さ
などをあげてくださいました。

その改善策として、
・評価・給与制度の抜本的な改革
・勤務時間帯の選択制や時間有給などの働きやすい/休みやすい環境づくり
などに力を入れたそうです。

また、「TOD(ちょっとお茶でもどう?)」という社長と社員のお茶会や、社員同士で手紙を送りあい、褒め合う「大人のありがとうの手紙」という取り組みも行っているそう。風通しのよい組織づくりに尽力されていました。

伊達あすみさん
県内各地の地域づくりに取り組む人たちのサポートをしながら、出水市の商店街活性化のためにカフェを経営。1ヶ月の内、半分は鹿児島市内、半分は出水市で過ごす2拠点生活を送っている。

伊達さんは、地域づくりにおけるジェンダー平等についてお話ししてくださいました。伊達さんが働くTenーLabでは、働くスタイルも考え方も異なる多種多様なメンバーが集まって、場づくりや地域づくりを行っているそう。

また、出水市にあるすみとカフェではカフェとして営業するのはもちろん、いつかお店を出したい人の相談窓口になったり、人と場、人と人を繋げる案内所になったりと、地域への関わりを実践しています。

商店街の活性化の中で、男性は外の会議に出席し、女性は経理や家事をするなど、商店街ならではのジェンダーギャップを目の当たりにすることもあったそう。

「男女関係なくみんなが輝けるまちになったらいい。」

という言葉が印象的でした。

この後のクロストークでは、主に職場におけるジェンダーギャップについて話し合いました。

参加者からは、「上司の声掛けがあるだけでも、育休を取得しやすい職場になりそう」「職場でもTODをやってほしい」「できない理由よりもできる理由を考えていきたい!」などの意見が出ました。slido(スライドゥ)がとても盛り上がり、活発なクロストークになりました!

slidoとは
会議やイベント会場などで主催者と参加者がリアルタイムでQ&Aや投票、アンケートなどを行えるサービスです。

グループワークでジェンダー平等について考える

パネルディスカッション、クロストークのあとはグループに分かれて、グループワークの時間です。

グループワークでは、
①身近で感じる違和感?
②違和感を感じる組織やシチュエーションがどうなると望ましい?
③暮らしたい・働きたいかごしまの理想の姿は?
をテーマにディスカッションを進行しました。

参加者にはテーマごとに意見やキーワードを付箋に書いてもらい、それをもとに意見交換をし、ディスカッションの内容をもとに、暮らしたい・働きたいかごしまの理想の姿について考えてもらいました!

今回は参加者の皆さんから出た意見を少しだけご紹介します。

①身近で感じる違和感は?
・男女で賃金や昇格に差が出るのはなぜ?
・結婚していないと、周りの人から心配される
・男子トイレにはおむつ替えのシートがない

②違和感を感じる組織やシチュエーションがどうなると望ましい?
・お互いの価値観や意見を認め合える雰囲気を作る
・他者とのつながりを大切にする
・対話を重ねることで仲を深めることができる

③暮らしたい・働きたいかごしまの理想の姿は?
・個性が輝くかごしま
・相手を尊重できるかごしま
・地域ぐるみで子育てできるかごしま
・ジェンダー平等が実現して、そうした言葉が存在しないかごしま

中には、トイレの男女マークやシンボルなど、視覚的に感じるジェンダーギャップについて話しているグル-プもありました。

#キーワードで1日を振り返る

グループワークの後はパネルディスカッション、ワークショップを通じて感じたことを#キーワードで表現する時間です。

様々なキーワードが書かれたカラフルなカードは、みんなが見ることのできるガーランドに。キーワードが書かれたカードでガーランドがいっぱいになっていく様子に感動しました✨

さいごに

今回のワークショップは2回目でしたが、参加者の皆さんが楽しみながら、真剣にジェンダー平等やかごしまの未来について考えてくれたおかげで素敵な回になりました!
参加者の皆さんありがとうございました🌻

#わたしはわたし では全3回のワークショップを通じて、参加者の皆さんからキーワードを集め、それをもとにかごしまのジェンダー平等を推進するシンボルを制作します。
12月にシンボルの発表会があるので、皆さん楽しみに待っていてくださいね♪

お問い合わせ

ご質問・ご要望は下記へお問い合わせください。

#わたしはわたし 運営事務局
(合同会社hataori 内)
TEL: 080-4282-6681
E-mail: info@hataori.co.jp

営業時間:月~金(9:00~18:00)
主催:鹿児島県
運営:合同会社hataori