#わたしはわたし@KAGOSHIMACITY 開催レポート
皆さんこんにちは!
#わたしはわたし 運営事務局です!
10月30日にmark MEIZANにて、ジェンダー平等の未来を描く、かごしま若者会議『#わたしはわたし』の第3回を開催しました!
第3回の参加人数は過去最多の34名!高校生から社会人まで幅広い年代の方がたくさん参加してくれました!中にはなんと全ワークショップに参加して下さっている方もいました。
今回はオフラインとオンラインのハイブリット型での開催。感染防止対策を徹底しつつ、第1回・第2回のときとはまた違った雰囲気でパネルディスカッションやワークショップを行うことができました!
今回は、そんな第3回の様子をご紹介します!
#わたしはわたし とは?
全3回のワークショップはパネルディスカッションとグループワークの2部構成です。パネルディスカッションでは様々な方が登壇し、それぞれの立場から提供される話題をもとにジェンダー平等に関する意見交換を行います。グループワークでは参加者の皆さんが意見を出し、その意見をキーワードにジェンダー平等を推進するシンボルを制作します。12月にはシンボルの発表会を行います。
#わたしはわたし 第3回スタート!
続々と会場に集まる参加者の皆さん。第1回・第2回の参加者が書いたガーランドを見て周る方もいれば、ちょっと緊張した面持ちの方もいらっしゃいました。
オープニングは、第1回・第2回と同じく、1日の流れの説明、皆さんへのお願い、#わたしはわたし の共有からスタート。皆さんの真剣な表情を見て、運営スタッフもさらに気が引き締まりました!
同じグループになったメンバーとの自己紹介!
チェックインでは同じグループになったメンバーと自己紹介タイム。呼んでほしい名前や、この場に期待することなどを発表しあいました。
自己紹介タイムでは、盛り上がっているグループもあれば、少し緊張した様子が伝わってくるグループもありましたが、自己紹介タイムが進むにつれ皆さんだんだんと打ち解けあっている様子でした!やはりお互いを知る時間は大事ですね^^
話題提供者とのパネルディスカッション
オープニングのあとはコーディネーターの門田晶子さんと話題提供者とのパネルディスカッション。RHYTHMOS デザイナーの飯伏正一郎さん、Fridays For Future オーガナイザーの中村涼夏さんのお話を聞いた後、参加者も交えたクロストークを行いました。
飯伏正一郎さん
愛称は「いぶにい」。1977年生まれ。出身は鹿児島県指宿市で、現在はレザーブランドRHYTHMOSを手がける。様々なアートイベントに出展しており、「出る杭とたんこぶ」というポッドキャストを放送している。
飯伏さんは、自身が行う皮加工と環境の話にジェンダーを絡めて話してくださいました。
実は、私たちが普段触れている革製品は全て、家畜を解体したときに出る革で作られているそう。革産業と畜産業に密接な関わりがあることに驚きでした。
また、飯伏さんは去年あったイベントで、ドラァグクイーンの仮装をして町を練り歩いたそうです。
「女性の格好をして初めて、ドレスやハイヒールを身にまとうことの大変さが分かった。何事も体験して、自分事として捉えることが大切だと思う。」
と話してくださいました。
中村涼夏さん
鹿児島大学水産学部2年生。出身は鹿児島県指宿市で、Fridays For Future Kagoshima/ Japan オーガナイザーを務める。現在は気候マーチの実施や環境サミットの開催などの活動を行っている。
涼夏さんは、気候危機とジェンダーの関係について話してくださいました。
現在、世界規模での異常気象や温室効果ガスの増大などの気候危機が、災害による難民を生み出したり、産業を圧迫したりして、貧困やジェンダーギャップを招く一因になっているそう。
一見関係がなさそうな2つですが、このような繋がりがあったことに驚きでした。また、これらの様々な問題に対して声を挙げて、社会のシステム自体を変えようとする「システムチェンジ」についてもお話してくださいました。
「見えないものを見ようとする力を付け、話すことで未来を作る」
という言葉が印象的でした。
このあとのクロストークでは、参加者とのディスカッションはもちろん、生活の中で感じるジェンダーギャップや様々な価値観についてお二人の熱いトークセッションが繰り広げられました。
時間がいくらあっても足りないくらい充実したパネルディスカッションでした!
グループワークでジェンダー平等について考える
パネルディスカッション、クロストークのあとはグループに分かれて、グループワークを行いました。グループワークでは、
①身近で感じる違和感
②違和感を感じる組織やシチュエーションがどうなると望ましいか
③暮らしたい・働きたいかごしまの理想の姿
をテーマに意見交換を行いました。参加者にはテーマごとに意見やキーワードを付箋に書いてもらい、意見交換をし、その内容ををもとに、暮らしたい・働きたいかごしまの理想の姿について考えてもらいました!
今回は参加者の皆さんから出た意見を少しだけご紹介したいと思います!
①身近で感じる違和感は?
・「結婚=幸せ」って本当?
・怒っていると「生理?」と言われる
・男性が女性に奢る風潮
②違和感を感じる組織やシチュエーションがどうなると望ましいか
・異なる価値観を持つ人と話せるようになること
・見た目や肩書きで人を判断しない環境になること
・相手の意見を尊重し合えるようになること
③暮らしたい・働きたいかごしまの理想の姿は?
・みんなが「個人」として尊重されるかごしま
・挑戦を応援するかごしま
・違和感やもやもやを当たり前に口に出せるかごしま
どのグループもリラックスした雰囲気で、活発な意見交換が行われていました。特に、①の身近で感じる違和感は?を発表する時間では、それぞれの意見に「あぁ~!」「分かる~!」などたくさんのリアクションがありました!
#キーワードで1日を振り返る
グループワークの後はパネルディスカッション、ワークショップを通じて感じたことを#キーワードで表現してもらいました!
様々なキーワードが書かれたカラフルなカードは、みんなが見ることのできるガーランドに。これまでのワークショップと今回のワークショップで書かれたカードが合わさり、ついに#わたしはわたし 完全版のガーランドが完成しました!✨
さいごに
今回は#わたしはわたし 最後のワークショップでしたが、参加者の皆さんが議論を行いながら、真剣にジェンダー平等やかごしまの理想の姿について考えてくれたおかげで最高の最終回にすることができました!
運営スタッフもとても充実した時間を過ごすことができました!ありがとうございました🌻
#わたしはわたし では全3回のワークショップを通じて、参加者の皆さんからキーワードを集め、それをもとにかごしまのジェンダー平等を推進するシンボルを作ります。
12月にシンボルの発表会があるので、皆さん楽しみに待っていてくださいね♪
お問い合わせ
ご質問・ご要望は下記へお問い合わせください。
#わたしはわたし 運営事務局
(合同会社hataori 内)
TEL: 080-4282-6681
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主催:鹿児島県
運営:合同会社hataori