#わたしはわたし@KIRISHIMACITY 開催レポート
皆さんこんにちは!
#わたしはわたし 運営事務局です!
10月10日に1treecoffee国分中央店にて、ジェンダー平等の未来を描く、かごしま若者会議『#わたしはわたし』の第1回を開催しました!
第1回の参加人数は24人。高校生から社会人まで幅広い年代の方が参加してくれました!
今回はオフラインでの開催。感染防止対策を徹底しつつ、明るい雰囲気でパネルディスカッションやワークショップを行うことができました!
今回は、そんな第1回の様子をご紹介します!
#わたしはわたし とは?
全3回のワークショップはパネルディスカッションとグループワークの2部構成です。パネルディスカッションでは様々な方が登壇し、それぞれの立場から提供される話題をもとにジェンダー平等に関する意見交換を行います。グループワークでは参加者の皆さんが意見を出し、その意見をキーワードにジェンダー平等を推進するシンボルを制作します。12月にはシンボルの発表会を行います。
#わたしはわたし 第1回スタート!
会場に続々と集まる参加者の皆さん。楽しみそうに待つ方もいれば、少し緊張した様子の方もいました。
オープニングでは、1日の流れの説明、皆さんへのお願い、#わたしはわたし の共有からスタート。わくわくと少しの緊張が入り交じった雰囲気で第1回が始まりました!
同じグループになったメンバーとの自己紹介!
チェックインでは同じグループになったメンバーと自己紹介タイム。呼んでほしい名前や、2021年残り3か月でやりたいことなどを発表しあいました。
参加したきっかけをお聞きすると、SNSを見て申し込んだという方や、学校で紹介されて参加を決めた!という方もいました。
「普段、ジェンダーについて語り合う機会がないから面白そうだと思った」「いろんな人とジェンダーのことを話してみたい」という声もありました。
話題提供者のパネルディスカッション
オープニングのあとはコーディネーターの門田晶子さんと話題提供者とのパネルディスカッション。ひより保育園園長の白水純平さん、人材会社社員の久保彩華さんのお話を聞いた後、参加者も交えたクロストークを行いました。
白水純平さん
1987年生まれ、福岡県出身の34歳。3児の父で現在は霧島市横川町在住。霧島市でひより保育園、鹿児島市でそらのまち保育園を経営。
白水さんは、仕事や家事、育児の中で感じていることについて話してくださいました。ご夫婦はどちらもフルタイムで働かれており、家事・育児はそれぞれが得意なことを中心に行っているとのこと。
男性だから、女性だからというジェンダーにとらわれず、できるほうがやるという姿勢が素敵でした!
また、保育士や教員の男女比率などについても話してくださいました。保育士の男女比率は女性95%、男性5%なのだそう。これには参加者もスタッフも驚きでした。
「子どもたちが身近に接する大人である保育士や先生が多様性を持つことで、子どもたちも多様性を受け入れることができる。」
という言葉が印象的でした。
久保彩華さん
鹿児島大学法文学部卒業後、旅行会社に就職。2016年に株式会社リクルートに就職し、主に学生の就職支援を行う。
久保さんは、職場・結婚におけるジェンダー平等について話してくださいました。
久保さんが以前働いていた職場では、電話対応は女性が行うという暗黙のルールがあったそう。このほかにも営業は男性、お茶くみは女性など、性別による役割分担があり、それに違和感を感じていたそうです。
また、久保さんは国際結婚した際に、韓国など、諸外国では認められている「夫婦別姓」を選択したそう。
「これまで『久保彩華』として生きてきたことへのアイデンティティを持っている」
という言葉が印象的でした。
このあとのクロストークでは、仕事と家庭のバランスの取り方や、日常生活におけるジェンダーの問題について話し合いました。参加者からは、「夫婦で協力できるところがすごい」、「国際結婚では夫婦同姓が当たり前ではないと思った」などの意見が出ました。
グループワークでジェンダー平等について考える
パネルディスカッション、クロストークのあとはグループに分かれて、グループワークを行いました。グループワークでは、
①身近で感じる違和感
②暮らしたい・働きたいかごしまの理想の姿
③そのために私にできる小さなアクション
をテーマに意見交換を行いました。参加者にはテーマごとに意見やキーワードをまずは付箋に書いてもらい、それをもとに話し合ってもらいました!
今回は参加者の皆さんから出た意見を少しだけご紹介したいと思います!
①身近で感じる違和感は?
・女性管理職や政治家が少ないのはなぜ?
・男女で制服を分けるのはなぜ?
・女性がお茶くみをしないといけない雰囲気がある
②暮らしたい・働きたいかごしまの理想の姿は?
・男女の性別に関係なく意見が言えるかごしま
・お互いを尊重し合えるかごしま
・自分の好きを貫けるかごしま
・子育てと仕事を両立できる社会
③そのために私ができる小さなアクションは?
・自分の当たり前を押しつけない
・いろんな人とコミュニケーションをとる
・ジェンダー平等について、SNSで情報発信をする
・学校での話題の中で「ジェンダー平等」に触れてみる
どのグループもリラックスした雰囲気で、活発な意見交換が行われていました。中にはジェンダー平等の話から税金や政治など社会全体の話にまで広がっているグループもありました!
#キーワードで1日を振り返る
グループワークの後はパネルディスカッション、ワークショップを通じて感じたことを参加者一人ひとりに#キーワードで表現してもらいました!
様々なキーワードが書かれたカラフルなカードは、みんなが見ることのできるガーランドに。
ガーランドを見ながら、早速キーワードについて意見交換を行っている方もいれば、ガーランドの写真を撮る方もいて、皆さん思い思いに1日を振り返っている様子でした♪
さいごに
今回のワークショップは#わたしはわたし の初回だったこともあり、運営スタッフもどんな回になるのかハラハラドキドキしていましたが、参加者の皆さんが楽しそうに、そして真剣にジェンダーやかごしまの理想の姿について考えてくれたおかげで最高のスタートを切ることができました!ありがとうございました🌻
#わたしはわたし では全3回のワークショップを通じて、参加者の皆さんからキーワードを集め、それをもとにかごしまのジェンダー平等を推進するシンボルを制作します。
12月にシンボルの発表会があるので、皆さん楽しみに待っていてくださいね♪
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#わたしはわたし 運営事務局
(合同会社hataori 内)
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主催:鹿児島県
運営:合同会社hataori