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【開催レポート】鹿児島1.5℃ライフスタイルワークショップSTEP4

2022年8月〜10月にかけて、hataoriでは、公益財団法人 地球環境戦略研究機関(IGES)と一緒に、地球の気候変動に対する、個人のライフスタイルの変化のきっかけをつくる実践型ワークショップ「かごしま1.5℃ライフスタイルワークショップ」を開催しました!
気候変動について知り、個人の生活からできることを考え、社会に望むことを提言するまでを最終ゴールとしたプログラムで、参加者は約2ヶ月間、4つのSTEPに取り組みました。
10月23日(日)は、最終日ということで、STEP4『自分ができることの宣言と社会へ望むことの提言』をそらのまちほいくえんで行いました。

目次

  1. 【チェックイン】
  2. 【プレゼンの最終準備】
  3. 【お昼休憩 with そらのまち惣菜店】
  4. 【いざ!プレゼン!】
  5. 【全ステップの振り返り】
  6. 最後に、、、
  7. “一人の100歩より、100人の1歩”

【チェックイン】

まずは、これまでのSTEP1〜STEP3までの振り返りから。STEP1で「地球環境を知る。私の1.5℃ライフスタイルを考える」、STEP2で「私の1.5℃ライフスタイル実践期間」、STEP3では、「私の1.5℃ライフスタイルを振り返り、社会システムの変革を考える」という約2ヶ月間にわたるステップに取り組んできました!

最終日、STEP4は「社会への提言」。今までのステップを終えて、「こうなって欲しい!」など、社会に対する気づきを得た参加者の皆さん。STEP3の終了から約1ヶ月間、各自ができることや、社会へ望むことを考えてきました。

各自で実践したSTEP2から台風の影響でオンライン開催となったSTEP3を経て、今回は約2ヶ月ぶりの対面!そのため、チェックインでは、お互いの近況を報告する場面も見受けられるなど、2ヶ月間を通して参加者同士の仲も深まりました!

【プレゼンの最終準備】

STEP3の終了から今日まで約1ヶ月。食・交通・エネルギーという三つの観点から、各自ができること、社会に望むことを準備してきました!
まずは、事前に準備してきたプレゼン内容をもとに、最後の壁打ち。IGESのみなさんやSTEP3でお話しいただいた、筑波にある国立環境研究所で研究員をされている平野勇ニ郎さんに相談をしてプレゼン内容を固めていきました。
「ヴィーガンとベジタリアンの違い」など、プレゼンで使う言葉の細かなニュアンスの確認や、課題に対する解決案が適切かどうかのアドバイスもくださりました!

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また、いただいたアドバイスを反映するべく、プレゼン資料と黙々と向き合う参加者の姿も。午後のプレゼンに向け、各自充実した時間を過ごしました!

【お昼休憩 with そらのまち惣菜店】

午前中、時間を忘れてしまうほどに、プレゼンの最終準備に打ち込む参加者の皆さん。そんな皆さんのため、STEP1と同様、“昔ながらの製法で作られた調味料と、顔の見える生産者さんからの食材で作られた惣菜店”がコンセプトの『そらのまち惣菜店』さんのお弁当をご用意!特別に、肉や魚を使用していない菜食弁当も用意してくださり、美味しくいただきました!

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【いざ!プレゼン!】

美味しいお弁当を食べ、精をつけた後はプレゼン!
会場には、鹿児島県、鹿児島市、日本ガス、鹿児島銀行、NPO法人桜島ミュージアム、ナチュエコライフマーケットのみなさまをお招きし、自治体と企業というそれぞれの立場でのフィードバックをいただきました。

まず、IGESの赤木さん、大田さんから、「参加者がどういう過程、どういう思いでこのプレゼンに取り組んできたのか」など、今日に至るまでの過程の説明を会場の皆さんにしていただきました!

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これまでの歩みを会場全体で共有した後は、早速プレゼンタイム!
・私が取り組んだ1.5℃ライフスタイルについて
・社会(企業や自治体)への提言
・私自身のこれからの宣言
の3項目をベースにプレゼンをしていきました。

”個人でできること”と”企業/自治体に求めていること”をセットで出していくことで、「私たちは1.5℃ライフスタイルを選ぶから、その実践を可能にさせる〇〇な環境を整備して欲しい!」というような形でアイデアを出していきました。

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ここで参加者の皆さんが考えた社会へのアイデアをご紹介!

<食に関する提言>
「鹿児島市の学校給食に環境に配慮したメニューを導入して欲しい!」
「社員食堂のメニューに大豆ミートのメニューを導入して欲しい!」など。

<交通に関する提言>
「市電にSUGOCAやPayどんを導入して欲しい」
「スウェーデンのようにカーシェア制度を導入して欲しい!」など

<エネルギーに関する提言>
「大学の駐車場にEVスタンドを設置して欲しい!」
「自然光で暮らせる建物の設置推奨をして欲しい!」など。

他にも、様々なアイデアを提言してくれました!

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参加者の中には、初めてプレゼンをするという人も!しかし、いざ始まると皆さん堂々としていて、会場が笑いに包まれる場面も多々ありました。

会場にお越しの自治体、企業の方からも即座にフィードバックをいただき、とても貴重な機会となりました!

【全ステップの振り返り】


無事プレゼンを終え、ひと段落する参加者の皆さん。長いようであっという間だった2ヶ月間の振り返りの時間に。そもそも振り返りとは、”体験を学びに変えるプロセス”のこと。今回は、三人組のグループに分かれ、ORID(オーリッド)という振り返りの手法に沿って4つの問いに答えてもらいました。

ORID(オーリッド)とは、、、
Objective   ( 事実 )、Reflective   ( 反応 )、Interpretative  (解釈 )、Decision  ( 決断 )という思考プロセスの頭文字。この順番に、問いを投げかけることで体験→内省→行動につながりやすくなる。

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今回投げられた問いは以下の4つ!
①この2ヶ月間で印象に残っていること、学びに残っていることはなんですか?
②1.5℃を実践してどんなことを感じましたか?また、手応えや壁など、素直に感じたことを教えてください。
③この2ヶ月間で学んだこと、気づいたこと、最も大切だと思うことはなんですか?
④あなたがこれから挑戦したい1.5℃ライフスタイルや挑戦したいことはなんですか?

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問いをもとに、2ヶ月間を振り返る参加者の皆さん。
「もっと環境に関心を持つ同世代の若者を増やしたい!」
「エシカルファッションショーを今年度中に開催する!」などの意見もでてきて、このワークショップをきっかけに、気候変動について関心を持ち、考える人の輪が広がっていく光景を垣間見ることができました。

最後に、、、


2022年、猛暑の8月に始まり、寒さを感じ始める10月にかけて開催した「かごしま1.5℃ライフスタイルワークショップ 」。約2ヶ月間、全4STEPを通して、参加者の皆さんと一緒に気候変動問題と向き合いました。STEP1で地球環境の現状を学び、STEP2で実践・体験、そこから見えてきた課題にどうアプローチするのかを考えたSTEP3、実際に声を上げたSTEP4。

“一人の100歩より、100人の1歩”

本日のプレゼンでの中で出てきた言葉の一つです!
“一人が100歩進むより、100人が一歩進む方がより大きな力になる”という意味の言葉。
この2ヶ月間を通し、“100人の一歩”の第一歩を踏み出すことができたのではないかと思います。

皆さん、2ヶ月間お疲れ様でした!