【開催レポート】かごしま若者会議「#わたしはわたし」、参加者が取り組む企画発表会を実施しました!
12月10日(土)に、ジェンダー平等の未来を描く、かごしま若者会議「#わたしはわたし」の企画発表会〜ジェンダー平等の未来に向けた5つの企画〜を開催しました!
合同会社hataoriで、昨年度から開催している、 『ジェンダー平等の未来を描く、かごしま若者会議「#わたしはわたし」』。
9月に鹿屋市、10月に鹿児島市でそれぞれワークショップを開催し、中学生から30代まで、延べ50名ほどの若者が集まり、ジェンダー平等をテーマに多様な立場から意見を共有する場を持つことができました。
企画発表会では、ワークショップの参加者の中から手を挙げた5組の方による、ジェンダー平等の未来に向けた企画のプレゼンを実施!
コメンテーターとして、鹿屋市、鹿児島市のワークショップで話題提供者として登壇いただいた、
株式会社南九州ファミリーマート 代表取締役 飯塚隆さん
名山新聞編集長 門間ゆきのさん
HUB a nice d! オーナー 山本美帆さん
唐湊山の手町内会長 金子陽飛さん にもご参加いただきました*
その様子をお届けします◎
企画発表会の様子はアーカイブ動画からもご覧いただけます*
1組目:『#わたしはわたし』沖縄開催
プレゼン1番手を務めてくれたのは、鹿児島県出身沖縄在住の「山岸菜々未さん」!
山岸さんは、鹿屋市開催のワークショップに参加したのをきっかけに、「今、住んでいる沖縄でも『#わたしはわたし』を開催したい!」と思い、12月9日に沖縄での『#わたしはわたし』を開催しました。
ワークショップでは、違和感を共有したり、ジェンダーギャップが解消された未来について語り合い、参加者から前向きな声やアクションが出されたそうです。
最後に、『わたしはわたしであるように、あなたはあなたのままで生きていい。』という印象的な言葉を残されました。
2組目:ジェンダー平等について深く考える連続講座の開催
2組目は、サセックス大学大学院にてジェンダー平等について学んだ「東莉子さん」!
”海外におけるジェンダー平等”と”日本、鹿児島のジェンダー平等の現状”に違和感を持ち、鹿児島で『もっと広い視点でジェンダーについて学ぶ機会をつくり、鹿児島を変えたい』と思い、ジェンダー平等について深く考える連続講座の開催についてプレゼンがなされました。講座は、2023年2月に3回、10〜20代の男女を対象に開催する予定です。
『海外では、おかしい、違和感を感じることにちゃんと声をあげている。わたしたちも声をあげることが大切。』というメッセージを残してもらいました。
3組目:国際女性デーに向けたイベントの開催
3組目は、曽田咲子さんと和田佳津紗さんによる『国際女性デーに向けたイベントの開催』についてのプレゼンがなされました◎
『雨の日や生理の日など、女性にとって、少し気分が下がってしまうそんな日を、ファッションの視点から少しの工夫でハッピーになれるということを伝えたい!』ということで、国際女性デー(3月8日)に近い2023年3月4日(土)に、「ハッピー」をテーマにイベントを開催することが決定したそうです!
気になる方は、ぜひ日程を空けておいてくださいね◎
4組目:高校内で生理や性教育の講座の開催
4組目は、「鹿児島第一高校 SDGsクラブ」の南さんと落合さんによる「高校内で生理や性教育の講座の開催」についてプレゼンがなされました。
SDGsクラブの顧問の先生のあるつぶやきから、『生理や性教育について、もっと学ぶ場をつくりたい!』という思いを抱き、高校内での講座を企画しました。
開催に向けて同様の企画を実施したことのある神奈川県の高校とオンラインで意見交換会を行った様子や、今後の目標として、校内への生理用品の設置や学習会の継続について発表がありました。
5組目:オリジナルソングの制作とお披露目
最後は、音楽ユニット「はとむすび」の徳留将樹さんによるオリジナルソングがお披露目されました。
普段からコミュニティーソングライターとして音楽活動をしている徳留さんは、昨年度から「#わたしはわたし」ワークショップに参加。その中で感じた思いやモヤモヤを元に、なんと、オリジナル楽曲『わたしはわたし』を制作!会場で生演奏もしていただきました✨
心地のよいメロディーに、会場から「もっと聴きたい!」との声が。
生演奏の後、曲に込めた想いや曲ができた背景などについてのプレゼンで、最後を締めくくってもらいました*
さいごに
今年度開催した「#わたしはわたし」のワークショップから生まれた5つの企画。
どれもプレゼンターの「わたしらしさ」が詰まった魅力的な企画でした✨
企画の今後の動きについてもhataoriのSNSを通じて発信していきますので、みなさまチェックをお願いします*
改めて、企画を立ち上げた5組のみなさま、
鹿屋市、鹿児島市でのワークショップに参加いただいたみなさま、
企画発表会に足を運んでいただいたみなさま、
話題提供者のみなさま、
「#わたしはわたし」に関わっていただいたすべてのみなさま、
本当にありがとうございました!
「#わたしはわたし」と言える、
ジェンダーギャップのない世の中を目指して、
一緒に旗を掲げましょう!
※企画発表会の様子はアーカイブ動画からご覧いただけます◎