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【開催レポート】マーケティングアイデアソン 〜よかど鹿児島のにぎわいを考える5日間〜 DAY2

hataoriインターン生のりんです❗️
8/30(水)、商業施設よかど鹿児島にてマーケティングアイデアソン〜よかど鹿児島のにぎわいを考える5日間〜のDAY2を開催しました!

一週間ぶりに会う参加者同士で盛り上がるのはもちろん、DAY1を欠席した参加者も参加したことで一層活気立ってスタートしたDAY2。

最初はグループでチェックイン。
「昨日食べた晩御飯のカロリーが1番高い人」からスタートすることに。
「梅大根!」という低カロリーで健康的な人から、「昨日はラーメンと餃子!」というジャンキーな人まで。
今回も大盛り上がりのチェックインでした!

大盛り上がりのチェックインの後は、アイスブレイクとしてTCCカードをプレイしました!


前回の「アホになること」を頭に入れつつ、どんどん面白いアイデアが出てくる参加者のみんな。
TCCをするごとに最終日のプレゼンが楽しみになっていきます!

アイスブレイクを挟んだ後は本日の目玉コンテンツ、講師・田鹿倫基さんからのお話。



〜田鹿さん〜
田鹿 倫基さん
株式会社ことろど、九州地域間連携推進機構株式会社の代表取締役。
宮崎県日南市のマーケティング専門官として、地域人口の動態に関心を寄せながら、市の活性に尽力。

冒頭、県別GDP、1人あたりのGDPを東京・福岡・鹿児島の3都市でくらべる、というクイズ。
「やっぱり東京が1番じゃない?」
「いや、もしかしたら鹿児島かも…」
「鹿児島よりは福岡の方が栄えてるから上位じゃない?」
などの話をしていく参加者の皆さん。

GDP、実は県別だと東京に継いで鹿児島が2位!
1人あたりだと、東京・福岡を差し置いて1位だということを知りました!

1人あたりのGDPは福岡の2倍、東京の3倍以上の成長をしていることも知った一同からは「ぉぉぉ〜!」という驚きの声が!

我々が抱く印象と実際の数字とは相反することがある、というお話が印象的でした。

また、地域経済と結びつくお話として「付加価値」のお話も。
いつも私たちが何気無く食べているパンだって、農家さん・製粉業者・卸売・パン屋さんの流れの中で付加価値がつき、私たちが購入する値段になっています。
この付加価値=給料となっているのでGDPに直結するそう。

これらを踏まえて「地域経済の3つの勘所」もお話いただきました!
地域経済における3つの勘所は
①生産性の向上
②外需内需と輸入変換
③イノベーション(再結合)。

地域経済において地域に最も貢献するモデルは、「地域内から調達して地域外に売る産業である」ということも学びました!

そして、地域経済において最も大事なのは「アホになること」だそう!
数字に反映されないかもしれないけど、している人達が面白みを感じていなかったら誰もワクワクしてくれない。
だから実現可能性や倫理観を一旦片隅に置いて「アホになること」が大事だそうです。


田鹿さんのお話を聞いて感想共有。
少し難しく感じる箇所もありましたが、みんな身近なバイトのことに置き換えて考えることで理解につながっていました。
「どうして時給が上がらないのだろう」というとても身近な疑問が、今回の田鹿さんのお話を踏まえて「1箇所で給料をあげてしまうとそこに集中してしまうから、ほかと足並みを揃えるように様子を伺っているのかもしれないね、」という考察に至る班も!


そんな感想共有を元に田鹿さんに質問。
「頑張っているのに給料が上がらない時、労働者ができるアクションはなんですか」、「黒字経営だけど労働者の給料が上がらないのはなぜですか」など、学生のアルバイト経験等を元にした等身大の質問が数多く飛び交いました!
(休憩中も田鹿さんに質問をする参加者さん!疑問を深掘りしていました!)

田鹿さんのお話の後は、本日のもう1つの目玉コンテンツ「よかど鹿児島ヒアリング」。
マーケティングアイデアソンの舞台になるよかど鹿児島の現状や抱えている課題を実際の店舗で働いている人にお聞きしました!

このヒアリング、というモノはまさに「マーケティング」。

これは、企画をプレゼンした時に受け入れられなかったり、反映されなかったり、というミスマッチを防ぐために行うもので、何を求められているのかを模索するための手段です。

今回は3人1チームに分かれて、よかど鹿児島の中で実際に店舗を持っている飲食店や物販のお店、そして事務局であるよかど鹿児島の担当の方にお話を聞くことに!

しかしここで、ヒアリングの前に田鹿さんからのアドバイスが!

それは
話を鵜呑みにしないこと


お客さんやインタビュー相手は、自分自身の本当のニーズをわかっていないこともあるので、鵜呑みにしないで聞くことが大事なのだそう。

そんな田鹿さんからのアドバイスを踏まえてヒアリングへ!


ヒアリング後、各チームでチェックアウト。
それぞれの参加者が
「若者がよかど鹿児島に来ないのは、1日楽しめるコンテンツが無いからかも。」
「若者が来ていなくてもお店自体は回っているから先に解決したい課題感はキャッシュレス決済の周知なのでは?」
と言ったような異なる課題感を感じていたのがとても印象的でした!


次回は9/8(金)。
DAY3はよかど鹿児島にて【企画/戦略のとがらせ方を知る】ワークショップに講師としてアフロマンスさんをお招きし、企画の作り方講座をしていただきます!

〜アフロマンスさん〜
「世の中に、もっとワクワクを」というスローガンのもと、クリエイティブカンパニー「Afro&Co.」を設立。
独創的なエンターテインメント企画を生み出すクリエイター、クリエイティブディレクター、イベントプロデューサー、DJとして東京と鹿児島を中心に全国で活動。

参加者のみなさん、DAY3(9/8)、よかど鹿児島にてお待ちしています!
(単発参加もOKなので、次回アフロマンスさんのお話を聞いてみたい!と言う大学生はぜひご連絡ください!)
DAY3の開催レポートもお楽しみに!